大貫妙子さん
なぜか無性に聴きたくなることのあるアーティストの一人、大貫妙子さん。何かが身体に埋め込まれてていて数年に数回それが発掘されて聴きたくなる、みたいな感じ。独特の声と歌唱法だからか、好き嫌いも結構はっきり別れるような気がする。
無性に聴きたくなったタイミングが今年やってきて、たまたまコンサート情報が目の前にやってきたので自然にポチったものの、そのままにしていたらあれよあれよという間に当日がやってきた。
予習せずに行ったものだから、シンフォニースタイルなのも知らず、いい意味でのサプライズに(ファンの方には叱られそうだけど)。しかも指揮者が千住明氏。これまたCDでしか存じ上げない方だったのでラッキー(というようなノリ)。オケ付き、バンド付き、そして久々のボーカルコンサート、新鮮だった。大貫妙子さん、オケの皆さん、千住さん、バンドの方々、素敵な音楽をありがとうございました。
コンサートホールのバックにある巨大なパイプオルガンが照明をあてられて、とても印象的な背景になってたこともきっと記憶に残るだろう。
天井のミラーボールの中で奏でられたアンコール、shall we danceも素敵でした。
思わず帰宅後、youtubeで曲目探しちゃったよ、そしてついつい聞いてしまうのは色彩都市やソーン・トゥリーのうた、それから愛の行方。愛の行方は「生きてさえいれば」という部分がアンカーのように打ち込まれてる。